お坊さんというと、どのような存在をイメージするでしょうか?
人が最後にお世話になる存在ですから、心が清く柔和で優しい、といったところでしょうかね。ただ、実際のお坊さんはどんな性格なのでしょうか?また、霊感などといったものはあるのでしょうか?
今回はお坊さんの内面・内情について紹介していきます。
お坊さんの性格や霊感があるのかないのか気になる方、お坊さんにマイナスなイメージを持っている方はぜひ最後までご覧ください。
それでは早速チェックしていきましょう!
お坊さんってどんな人?
お坊さんの性格は悪いかですが、お坊さんも人間なので、全員が全員性格が優しいというわけでは勿論ありません。
法事やお葬式、慶事で、来てもらっている際にはお仕事なので丁寧な対応をしてもらえると思いますが、プライベートはそこまで徹底されていないお坊さんも確かにいますし。
不倫をしたり、散財したり、道徳・倫理に反する行為をしたりと、性根が悪い人も当然います。
われわれ一般人と違い、お坊さんは宗派という一つの社会に属しています。
宗派によると、不倫や僧侶同士のトラブルなども表沙汰にされないケースが多々あるようです。
私たちの社会は、不倫をすれば離婚調停、裁判、慰謝料などの社会罰を受けなくてはいけませんが、宗派によっては罰がない宗派もあるんですね。
僧侶間のトラブルに関しても、パワハラ、暴行などの危害が加われば示談や慰謝料の話になってきますが、宗派内に限り罰がないパターンもあります。
つまり、私たちの世界とは少々在り方やルールも異なっているのです。
お坊さんの性格が悪いとは言えない
お坊さんの性格が悪いとは一概には言えません。
ただ、お坊さんが普段生活している社会が我々の生きている社会と比べて、少しズレが生じているのは事実。
一般社会の中で認識される「悪さ」に対する罰則が適用されない場合があるので、それがそのまま性格(性根)が悪いということに繋がることは十分あり得ます。
他方で大きい宗派は、仏法といったお寺内での決まり事、いわば法律を作っていて、仏法を犯したものには罰が与えられる仕組みを作っています。
いずれにしろ、部分社会の法理が働く特殊な環境であることは間違いありません。
一般的な常識が通用しない部分がお坊さんの世界には存在しますので、お坊さんを目指している方やお坊さんと結婚を考えている方は、しっかりと下調べをしてから諸々の行動を取ることが良いでしょう。
お坊さんの霊感、本当にある?
続いての気になる疑問、お坊さんって霊感があるのか?をみていきます。
そもそも論として、お坊さんの霊感の有無を、科学的な根拠に基づいて判断することはできません。
ですので、お坊さんに霊感はない、というのが前提としてまずあります。
しかし、お坊さんは日本の仏教や寺院での瞑想や禅定、経典などの修行や信仰によって、超自然的な現象や霊的な存在を感じ取る能力があるのではないか?と考えてしまうのも無理はないと思います。
お坊さんの霊感、体験談は?
霊感を持つお坊さんたちの体験談は、さまざまなメディアで紹介されています。
霊視によって、亡くなった人の姿や言葉を視ることができるという人もいれば、霊聴によって、亡くなった人からのメッセージを聞くことができると話しています。
さらに、霊感によって、未来予知することができると話すお坊さんもいます。
お坊さんの霊感によって、亡くなった家族との繋がりを感じることができ、悩んでいる人の精神的な繋がりや安心感を与えたり、未来予知が的中するといった奇跡的な体験をした人もいます。
このような体験をした人は、お坊さんの霊感が現実に存在すると確信しています。
お坊さんが霊感を悪用することは許されませんが、霊感があると主張することで多くの人を感動させ、多くの人の希望となっているのであれば、それは構わないのかなと思います。
霊感のあるなしは個人の主観による
お坊さんの霊感について、科学的な観点からは、超自然的な能力や霊感については客観的な証拠に基づいておらず、個人の主観的な経験に依存するとされます。
霊感や超自然的な現象は、再現性や客観的な検証が難しいため、科学的な証拠として認められません。
このような超自然的な能力や現象については、心理学や神経科学の視点からも、人の感覚や想像力、文化的影響によって解釈されることがあります。
そのため、科学的な立場からは超自然的な能力や霊感の実在性を証明することは困難です。
まとめ
お坊さんの性格が悪いのか、霊感の有無について説明をしてきました。
答えになってるのか、なってないのか、フワッとした結論になってしまいましたが、性格の良し悪しはお坊さんによりますし、霊感のあるなしについて、信じるも信じないも自由です。
大事なのは、自分自身がそのようなお坊さんをどのように解釈し受け止めるか、です。
物事は全て捉え方次第ですからね。